コストパフォーマンスでドッグフードを選ぶ

価格を選ばなければ良質なドッグフードはたくさんあります。
ただし日常的に与えるドッグフードに出せる金額には、やはり上限があります。

そこでコストパフォーマンスにすぐれたドッグフードの選び方をご紹介します。

粗タンパク質と食材と価格の関係

ドッグフードのなかでも特に成犬用ドライフードにみられる傾向が、タンパク質含有量が多く、動物性食材を多く使用しているフードほど価格が高くなるという傾向です。

そのためコストパフォーマンスのいいドッグフードを選びたい場合は、パッケージに記載されている粗タンパク質の割合、使用されている動物性食材の多さを確認してみるのがおすすめです。

原材料欄は使用割合の多い原材料から、順に記載されています。

毎月出せるドッグフード費用の上限をまずは決め、その範囲の中で選べるドッグフードのなかから粗タンパク質の割合が多く、動物性食材を多く使用しているフードに選択肢をしぼって選んでみましょう。

(※ただし高タンパク質なフードや、使用されている動物性食材が犬にあわない場合もあります。犬との相性優先で検討してみましょう)

原材料がわかりやすく、くわしく表示されているフードを選ぶ

ドッグフードの原材料表示は分類名で記載することもできるため、中には原材料のおおまかな分類(肉類、穀類、豆類など)しかわからないこともよくあります。
また動物性油脂や家きん肉など、どのような動物の肉や油脂が使用されているかわからないケースもあります。

これらの表示だけでは、コストパフォーマンスに優れたフードかどうか確認することができません。

肉類なら動物や家きんの種類(鶏肉、七面鳥、ラムや豚肉、牛肉など)、穀類なら米、小麦、大麦など詳しく記載してあれば、コストパフォーマンスの高さがよりわかりやすくなります。

副産物の使用割合が少ないフードを選ぶ

さらに○○ミール(肉粉)や○○エキス、○○ソリュブル(加水分解○○)、○○フィードなど、一見して何をさすのかわからない原材料が記載されている場合には副産物が使用されているケースがあります。

副産物は栄養面や消化性においてすぐれた特性もありますが、安価で入手することができ、トレーサビリティが働きにくい原材料でもあります。

そのためコストパフォーマンスのよさでフードを選ぶなら、副産物の使用量が少ないフードを選ぶのがおすすめです。

総合栄養食の中から選ぶ

ドッグフードの多くはペットフード作りを専門とするメーカーによって作られています。
ただし中には小売店や量販店みずからが製造しているフードもあります。

総合栄養食と表記があるフードなら、製造元がどこでも犬の健康維持に必要な栄養素がとれるよう設計されていますが、小売店や量販店みずからが設計したフードのなかには総合栄養食の栄養基準を満たさない一般食も含まれていることがあります。
また一般食か総合栄養食かの表記がされていないフードもあるようです。

原材料が良質でコストパフォーマンスにすぐれていても、総合栄養食の基準を満たしていなければ結果的に犬の健康に悪影響をおよぼす可能性があります。

ペットショップ自家製フード(一般食)を与えつづけたことで、ジェネリック・ドッグフード皮膚症とよばれる症状にかかるケースも存在しているため、ドッグフードを選ぶ場合は必ず総合栄養食か一般食かを確認するようにしましょう。

コストパフォーマンスのよいフードを選ぶことは、フード作りや犬の食事や健康、消費者への配慮に優れた、信頼性の高いドッグフードを見抜くことにつながります。
ただしコストパフォーマンスだけを重視すると、結果的に犬によくないフードを選ぶ可能性もあります。

まずは犬との相性がいいフードを探し、その中から上記要素を満たす、すぐれたドッグフードを選ぶようにしましょう。

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