ちゃんとした肉の入っているドッグフードを選ぶ

ドッグフードには様々な産地の肉や、様々な種類の動物肉、食用にはできない副産物などが多く使用されており、肉の産地や衛生状態、また副産物の安全性について不安視する消費者も多くいます。

ドッグフードに使われている肉類の安全性をパッケージだけで見抜くのは難しいですが、ドッグフードのパッケージには参考になる情報が多く記載されています。
肉類の安全性に不安を感じた場合は下記を参考に、より良いフードを選んでみてください。

副産物の安全性が心配な場合は、肉の産地がわかるフードを選ぼう

ドッグフードに使用される副産物の安全性が気になる場合は、肉の産地まで表示してくれているフードを選ぶのがお勧めです。

肉の副産物は食肉加工施設やと畜場、食鳥処理場、精肉店や加工食品施設など様々な産地の肉が集まる場所から集荷されています。
様々な施設から集められた副産物は、レンダリングという工程を経てチキンミールやポークミール、肉骨粉や肉粉などになり、ペットフードや飼料に利用されます。

そのためペットフードや飼料に副産物を使用している場合、動物の種類は同じでも、産地がバラバラな肉が混ざっている可能性が高くなります。

逆に肉類の産地が表示されている場合、仮に副産物が使用されていたとしても人間用の加工食品や精肉商品を製造・加工する際に出る副産物の可能性が高くなります。
また産地が表示されているフードは、何か問題が起こった時にもトレーサビリティシステムが働きやすいことが予想されます。

副産物なしのフードを選びたい時は、部位表示があるフードを

副産物を使用していないフードを探している場合は、使用している肉の部位まで表示してくれているフードを選ぶのがお勧めです。

副産物を使用している場合、様々な部位を混合して原材料に使用することが多いため、部位名まで表示できないことが多いからです。
肉のランクがヒューマングレードとは限りませんが、部位名が表示されていればそれだけ安心材料が増えます。

ヒューマングレードと銘打ってある

消費者から見て一番わかりやすいのが、ヒューマングレードと銘打っているドッグフードです。
ヒューマングレード・フードは人間が食用にしている原材料しか使用していないため、安心できる肉類が使用されている可能性が高くなります。

無農薬・無投薬、非遺伝子組み換え作物で育てた家畜や家きんを使用している

野菜や穀物を育てる時は病害虫を駆除したり病気を予防したり、あるいは植物の成長を促進したりするために様々な農薬が使用されることがあります。

家畜や家きんも種類は異なりますが、病害虫を駆除したり、あるいは病気を予防したりするために駆虫剤や抗生物質が与えられることがあり、それらの薬は肉にも残っていることがあります。
また最近では遺伝子組み換え作物が飼料に利用されることが多く、遺伝子組み換え作物が家畜や家きんに与える影響について不安視する消費者も多くいます。

残留農薬については規制がかけられ、ペットフードでも様々なリスク管理がなされていますが、消費者にとっては常に不安材料となる問題です。
より安心できる肉類を選びたい場合は、上記のように家畜動物や家きんに与える飼料や薬物、育て方までこだわって肉類を選んでいるフードがお勧めです。

製造工場が食品衛生管理システムを導入している

また肉の安全性が気になる場合は、製造工場がHACCPやISO22000などの食品衛生管理システムを導入しているか調べてみるのもお勧めです。
このシステムの下で生産されているフードは、原材料から製造に至るまでの全ての工程でリスク管理が行われているため、より安全性の高いフードだと考えられます。

肉質にこだわったフードが犬の健康維持に役立つフードだとは限りませんが、上記フードは問題が発生した時に原因が把握しやすいというメリットがあります。
上記条件を満たしたフードは比較的高価で日常的に与えるのは難しい場合もありますが、ドッグフード・メーカーが肉の安全性をどう考え、どう確保しているのかは常にチェックしておき、より質が高く良心的なフードを選びたい時の参考にしてみましょう。

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