ドッグフードのパッケージ(パウチ)

包装が薄いパウチタイプのドッグフードは、加熱加圧殺菌を短時間で行えるため、熱による食品へのダメージが少なく、美味しい状態のドッグフードを長期間保つことができる製品です。

そのため犬のフードの食いつきが悪くなった時に与えるフードや日々の食事のトッピング用フードとして、パウチタイプがよく使われています。

またパウチタイプのドッグフードには、以下のような特徴もあります。

未開封のまま温められるものがある

パウチに使われているアルミ箔を利用したパッケージは、人間用のレトルト食品にもよく用いられており、人間用のレトルト食品と同様、未開封のまま湯せんで温めることができるものがあります。
(温めて与えることを推奨していないフードもあるため、注意書きをよく読んで指示に従いましょう)

またパウチタイプのフードを温めるための、ペットフード専用のホットストッカーもペット用品専門店などで販売されていることがあります。

温めるとフードの香りが強くなり、食いつきがよくなる場合があるため、犬が食欲を失った時や寒い日用のフードとして、温められるパウチタイプを常備しておくと便利です。

ちなみにアルミ箔を利用したレトルトパウチを、そのままレンジで温めると火花が起こる場合があり危険です。
レンジでフードを温める場合は、必ず別の容器に中身を移し替えてから温めるようにしましょう。

賞味期限が缶詰よりは短い

レトルトパウチは袋にフードを充填してから脱気して密閉し、加熱・加圧装置で殺菌を行うという、缶詰と同じような製法で作られています。
そのため美味しさを保った状態で、食品の長期保存ができます。

ただしレトルトパウチに使用されているアルミ箔はアルミ缶よりも薄いため、ピンホールと呼ばれる極微小な穴が外部からの衝撃や製造途中でできてしまうことがあり、それが原因で光や空気を100%完全に遮断できないことがあります。

このピンホールは金属箔が薄ければ薄いほど多くなる傾向があり、そのためレトルトパウチは缶詰よりも賞味期限が短い(缶詰が約3年なのに対し、レトルトパウチは約1~2年など)傾向があります。

ただしそれでもレトルトパウチは未開封の状態なら、1年以上常温保存できるものが多く、また製品自体が薄くて軽く保管しやすいため、常備食や非常食としてよく取り入れられています。
パウチタイプのドッグフードも同様、常備食や非常食としてお勧めです。

無添加フードが多い

缶詰も同様ですが、レトルトパウチは脱気密封してから加熱殺菌することができ、外部から微生物が入り込みにくいパッケージになっているため、容器だけでフードの保存性が高められます。
そのため微生物がフードに繁殖しないよう保存料を添加する必要がなく、それに合わせて着色料や酸化防止剤などのその他添加物も一切カットし、「無添加」を謳っている商品がよくあります。

フードの添加物使用の有無が気になり、無添加フードを探している場合は、まずは缶詰やレトルト製品の中から探すと選びやすいかもしれません。

レトルトパウチは人間用の食品の包装にもよく使われており、食品の日持ちをよくしてくれる包装です。
日々の食事用はもちろん、非常食としても便利なので、ぜひいざという時のためのフードとして常備してみてください。

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