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ドッグフードのパッケージ(袋)

ドッグフードのパッケージで最も多いのが、袋タイプの包装です。
ドッグフードを紫外線や空気、湿気や気温の変化から守り、常温・未開封の状態でなら一年以上保管できるようなパッケージが採用されています。

市販品のドッグフード袋の材質でよく見られるのが以下のタイプです。

・ポリエチレンとPET樹脂のラミネートフィルムタイプ
・ポリエチレンとナイロンのラミネートフィルムタイプ
・クラフト紙とプラスチックフィルムのラミネートタイプ
・プラスチックフィルムとアルミ箔のラミネートタイプ
・クラフト紙袋タイプ

ラミネートフィルムとは材質の異なるフィルムを張り合わせて、より頑丈にしたもので、単体のフィルムで包装するよりも紫外線や空気、湿気や温度を遮断しやすくなっています。
それぞれの材質の特徴は、以下の通りです。

ポリエチレンとPET樹脂のラミネートフィルムタイプ

温度変化に強く、保香性に優れたPET樹脂と耐水性に優れたポリエチレンとを張り合わせたフィルムで、冷凍食品や真空パック食品などによく用いられているフィルムです。
PET樹脂は耐熱性が高いため、温めて食べるレトルト食品の包装にもよく使われています。
空気や湿気を遮断する性能は中程度ですが、フードの香りを閉じ込めやすく、また汎用性があるためドッグフードの包装によく使われているフィルムです。

ポリエチレンとナイロンのラミネートフィルムタイプ

温度変化に強く、また衝撃にも強く破れにくいため、冷凍食品や液体状の食品を入れるレトルト袋などでよく用いられているフィルムです。
頑丈で摩擦でも穴が開きにくいため、移動する距離が長い通販用の商品にも適しています。
ただし空気や湿気を遮断する性能は他のフィルムよりも劣るため、開封後はフードをパッケージに入れたまま保管するのではなく、別の密閉容器で保存するのがお勧めです。

クラフト紙とプラスチックフィルムのラミネートタイプ

プライベートブランドのドッグフードやプレミアムフード、オーガニックフードなど、ブランドイメージを強く押し出すために採用されることが多いパッケージです。
見た目が良くデザイン性に優れているため、高級感が感じられます。
クラフト紙の内側に上記のようなプラスチックのラミネートフィルムが張り合わされていいるため、市販品のパッケージと同じように温度変化や衝撃に強く、耐水性もあります。

プラスチックフィルムとアルミ箔のラミネートタイプ

他のフィルムよりも遮光性があり、空気や湿気を遮断してくれる能力が高いフィルムです。
長期保存に最も向いており、プラスチックフィルムをラミネートすることで温度変化や衝撃にも強くなるため、長期保存が必要な食品や医薬品・サプリメントまで、幅広く用いられているフィルムです。
アルミの光沢は高級感のあるイメージもあり、ドッグフードでは主にプレミアムフードなどで用いられています。

クラフト紙袋タイプ

米や麦、砂糖や塩など重量のあるものを包装する時によく使われる、強度のある紙がクラフト紙です。
丈夫で破れにくいためペットフードの包装用としてもよく使われており、多頭飼い用のフードやまとめ買い用のフードなど、比較的大容量のフードでよく見られるパッケージです。
他のフィルムに比べて空気や湿気を通しやすいため、なるべく製造日から間もないものを仕入れるか、店舗で購入する場合は涼しく風通しが良い場所(湿気がたまりにくい場所)で保管されているものを選ぶのがお勧めです。

ドッグフードは使われている原材料だけでなく、パッケージの材質によっても保存性が大きく変わります。
また食いつきの良さもパッケージで変わることがあるため、原材料だけでなく包装の素材に何が使われているのかもぜひチェックしてみてください。

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