ドッグフードの素材(かぼちゃ)

カロテンや食物繊維の補給源として、ドッグフードに取り入れられることの多い野菜がかぼちゃです。

かぼちゃは夏によく育つ野菜で、夏にでんぷんを貯め込み、収穫後、風にさらして乾かすことで甘味を増す特徴があります。
そのため冬・春は日本とは季節が逆の地域から輸入することがあります。
冬から春はニュージーランドやメキシコ、トンガなどから輸入されています。
冷凍かぼちゃは中国産が多く、ベトナムやニュージーランド産もあります。

輸入される生鮮かぼちゃは日本の種子が使われ、日本向けに栽培されたものが大半を占めているため、国内で手に入るかぼちゃをフード原材料に使用していた場合は、国産かぼちゃと同様のものと考えてよいかもしれません。

その他、かぼちゃの特徴は以下の通りです。

かぼちゃの種類について

かぼちゃには様々な種類があり、日本で育てられているかぼちゃには日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃなどがあり、市場で流通量が多いのは西洋かぼちゃです。

かぼちゃは種類によって食感や味わいが異なり、日本かぼちゃは粘りがありねっとりとした食感ですが、西洋かぼちゃは粉質でほくほくとして甘く、ペポかぼちゃはあっさりとした味わいが特徴です。
形はきゅうりに似ていますがズッキーニもかぼちゃの仲間で、ペポかぼちゃに当たります。

輸入フードによく使われているかぼちゃでは、バターナッツ・スクワッシュがあります。
バターナッツ・スクワッシュは日本かぼちゃに当たり、繊維質が少なくねっとりとした食感が特徴です。

かぼちゃは食感や味だけでなく、栄養素も種類によって異なることがあるため、フードに使用されているかぼちゃの種類も注意してみてください。

かぼちゃに含まれるビタミンについて

かぼちゃに含まれるビタミンで有名なのがカロテンです。
カロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素で、カロテンが豊富なかぼちゃがバターナッツ・スクワッシュと西洋かぼちゃです。
ややバターナッツ・スクワッシュが多くカロテンを含んでいます。

カロテン以外では抗酸化作用のあるビタミンEとビタミンCもかぼちゃは豊富です。
様々な品種の中でも、ビタミンEとCが豊富に含まれているのが西洋かぼちゃで、日本かぼちゃやバターナッツ・スクワッシュの倍以上含まれています。

かぼちゃに含まれるビタミンCはじゃがいもと同様、でんぷんによって守られているため加熱に強い特徴もあります。

かぼちゃに含まれる炭水化物・食物繊維について

かぼちゃは炭水化物や食物繊維が多いことでも有名です。
炭水化物が最も多いのは西洋かぼちゃで、日本かぼちゃやバターナッツ・スクワッシュの倍程度含まれています。
西洋かぼちゃは炭水化物が多い分カロリーも高いため、より低カロリーなフードを探しているなら西洋かぼちゃ以外の品種を使用したフードを選ぶと良いかもしれません。

また食物繊維が最も多いのも西洋かぼちゃで、次いで日本かぼちゃ、バターナッツ・スクワッシュの順に多く含まれています。
かぼちゃは便のかさを増して腸のぜん動運動を刺激してくれる不溶性食物繊維が豊富です。

かぼちゃは甘味が強い野菜なので、犬も好んで食べてくれる食材です。
犬にとって役立つ栄養素も豊富に含まれているため、ぜひ上記を参考に犬の体質・体調に合うかどうか試してみてください。

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