ドッグフードの素材(そら豆)

そら豆は輸入フードを中心に使用されている食材で、穀物を使用しないグレインフリーフードで主に使用されています。

そら豆は炭水化物の多い豆グループに入り、炭水化物の多い豆にはその他に小豆やいんげん豆、ひよこ豆やレンズ豆があります。
そのため、そら豆は穀物を使用しない代わりに、フードのつなぎに炭水化物の多い豆類を使用した、グレインフリーフードに使われることがあります。

その他、そら豆の特徴は以下の通りです。

低脂質で高タンパク質

タンパク質の多い豆といえば大豆ですが、大豆が乾物中約33%程度タンパク質を含むのに対しそら豆は約26%と、豆類の中でも比較的タンパク質が豊富に含まれています。

大豆とそら豆の大きな違いは、脂質の量にあります。
大豆には乾物中約19%程度の脂質が含まれていますが、そら豆はわずか2%です。
そのためそら豆は低脂質で高タンパク質なヘルシーな食材として取り上げられることがあります。

そら豆に含まれるアミノ酸について

そら豆のタンパク質にはアルギニンと呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれています。
アルギニンには免疫反応の活性化や細胞増殖の促進、コラーゲンの生成促進などの働きがあると言われており、外傷時の回復を手助けしてくれる成分として注目されることがあります。

また豆類には米や小麦、とうもろこしに少ない、必須アミノ酸・リジンが多く含まれています。
穀物中心の食事で不足しがちなアミノ酸を補えるため、豆は穀物と相性のいい植物性のタンパク質源だと言われています。

そら豆に含まれる栄養について

そら豆を始め、豆類には鉄分が多く含まれており、ビタミンでは葉酸を多く含んでいるため貧血予防に効果的な食材として取り上げられることがあります。

ただし豆類を始め、植物に含まれる鉄分は非ヘム鉄と呼ばれ、体に吸収しにくいと言われることから鉄分の吸収を促進してくれるビタミンCやタンパク質と一緒にとることが重要だと言われています。
また植物性の鉄分を効率良くとりたい時は、ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸や食物繊維の多い食材の摂取を控えめにすることも重要です。

またそら豆は豆類の中でも亜鉛が多く、亜鉛が多い肉類とともに、免疫機能や皮膚の健康維持に役立つ亜鉛の摂取源となってくれる食材です。

そら豆と犬の相性について

そら豆に限らず、他の豆類でもそうですが、豆との相性があまり良くなく食べると嘔吐や下痢を起こす犬もいるようです。

そら豆の入ったフードと相性があまり良くないと感じた場合は、獣医師などに体調を確認してもらい、食事についても合わせて相談を行ってみましょう。

そら豆には上記の通り、注目すべき栄養素や成分が多く含まれていますが、必ずしも全ての犬と相性がいい素材という訳ではありません。
初めて与える時は犬とフードとの相性をよく観察しながら与えるのがお勧めです。

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