ドッグフードをあげる場所は?(室内の場合)

人間もそうですが「食事をとる場所」がどのような場所かで、安心しておいしく食事できるか、それとも食べるのが嫌になるかが変わってくることがあります。
ドッグフードの食いつきを安定させるには、犬が安心しておいしく食事できる場所を探すのが大切です。

また食事は犬に「快の刺激」を与えられる絶好の機会でもあるため、食事を利用してしつけをすることもできます。
コマンドを覚えさせたい、ケージ内に入ることを覚えさせたいなど、犬に何かを覚えさせたいときは、それに適した食事場所を選びましょう。

食いつきを安定させたいなら、安心して落ち着ける場所で

安心して落ち着ける場所は犬それぞれですが、一般的には騒音や異臭の少ない場所、周囲に危険がない場所のほうが犬が食べることに集中してくれやすくなります。

また人や他の犬が近くにいるか、そうでないかでも安心して落ち着けるかが変わってくることがあります。

後片づけの手間がかからないことから、キッチンのそばで食事を与える飼い主さんも多いと思いますが、飼い主がそばにいることで安心して食事できる犬もいれば、キッチンから漂う匂いや音に集中力がそがれる犬もいます。
また多頭飼いの場合は、並んで食べると食いつきがよくなる犬と、そうでない犬がいます。

その犬にとって安心して食事できる場所はことなるため、まずは食いつきを安定させやすい食事場所を探してあげましょう。

コマンドを覚えさせるなら、広くて静かな集中できる場所で

食事を利用して犬のしつけを行う場合は、拾い食いを予防する意味でも、なるべく食べものが多いキッチンや食卓から離れた、広くて静かな場所で食事を与えるのがおすすめです。

また犬の食事のしつけでは「待て」や「お預け」を覚えさせることも多いと思いますが、その際にリードで犬の行動を制限する必要が出てきたり、長時間犬を待たせたりする訓練が必要になったりすることがあります。

そのため広くて静かなだけでなく、リードを固定する柱や、長時間待たせても犬が落ち着いていられる場所(人の出入りが少ない、家族全員が見渡せる場所など)、犬にとって誘惑の少ない場所(遊び相手がいない、かじるものがないなど)が必要になることがあります。

しつけが快適にできない場所を選ぶと、犬もしつけや食事を不快に思いやすくなり、どちらともを嫌がってしまうことがあります。
食事をしつけに利用する場合は場所選びにも注意を払うようにしましょう。

ケージ内で食事を与える場合

留守番することが多い犬は、ケージに慣れさせるためにケージ内で食事を与えることがあります。
ケージ内でしつけを行いながら食事を与える場合は、タイミングが重要です。
ケージ内に入れると不安になり、騒ぎ立てる犬では食事よりも飼い主と離れることのほうへ意識がいってしまい、食事をしてくれないことがあるからです。

またケージ内にはトイレを設置することも多く、トイレの匂いが犬の食事への集中力を妨げてしまうことがあります。

ケージ内で食事させる場合、タイミングが悪いと「食事が不快な経験」となることがあり、犬の食いつきが安定しなくなる可能性があるため注意しましょう。

犬に食事を与える場所は、今後の犬との生活を決定づける重要な場所です。
自分にとって、また犬にとっても理想だと考えられる食事場所をぜひ見つけてあげてみてください。

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