手作りドッグフードだからできること

手作りドッグフードは、使用する食材から調理法まですべて飼い主が選ぶことができるため、アレルギーや食の安全への不安を解消しやすくなります。
また手作りドッグフードには水分が多く含まれているため、犬が水をあまり飲んでくれないときにも上手に水分をとらせることができます。

市販のドッグフードは栄養バランスのとれた食事を手間なく与えられ、かつお金がかかりにくいというメリットがありますが、個々の犬の体調・体質に合わせるのが難しかったり、トラブルがあったときに原因が把握しにくかったりするデメリットがあります。

手作りドッグフードを犬に与えるには知識と経験が必要ですが、市販品に不安や限界を感じるようであれば手作り食もぜひ選択肢に加えてみてください。

手作りドッグフードなら、市販ドッグフードの以下のような点を解消することができます。

食材と犬との相性を調べることができる

犬は人間が食べるものならなんでも食べられるわけではなく、犬によっては特定の食材の消化が苦手だったり、あるいはアレルギー反応を起こしてしまったり、特定の栄養に反応しやすかったりすることがあります。

たとえば犬の中には銅が肝臓に蓄積しやすい犬種があったり、食物繊維の量が多すぎると下痢や便秘を引き起こす個体がいたりします。

犬種ごとの特徴であれば動物病院や飼い主同士の情報交換、インターネットなどで情報を得ることができますが、個体ごとの特徴が原因だと、どの食材・栄養に問題があるのか把握するのが非常に大変です。

手作り食はドッグフードよりも使用する食材の種類が少ないため、犬それぞれに合う食材、合わない食材が確かめやすく、アレルギーを持つ犬なら特により安心できる食事を与えることができます。

香りが良く、食いつきを安定させやすい

犬が食事の好き嫌いを決める大きな要因が「香り」です。
ドライフードは乾燥しているため香りが立ちにくいですが、手作りドッグフードは水分が多いため、温めると蒸気とともに良い香りが立ちます。
この香りが犬の嗜好性を高めてくれ、食いつきを安定させてくれることがあります。

また手作りドッグフードは香料を使用しないため、犬の食材の好き嫌いがわかりやすく、添加物を使用しなくても食材だけで犬の食いつきをコントロールすることができます。

水分を補給させやすい

手作りドッグフードは水分含有量が多いため、食事と一緒にしっかりと水分を補給させることができます。
特に夏場に水分をとってくれないときなど、脱水症を起こす危険性がある場合には手作りドッグフードが役立つことがあります。

ただし水分が多いフードは傷みやすいため、作った後はなるべく早く与えるようにして、残りは冷凍保存するなど日持ちがきく方法で保管しなくてはなりません。

気になる添加物や有害物質を避けることができる

市販のドッグフードで常々不安材料となるのが添加物の多さや有害物質が混入する恐れなどです。
手作りフードにもこれら物質が入る恐れはありますが、手作りフードは材料の調達からすべて自分で行えるため、食に対する漠然とした不安を感じにくいメリットがあります。

ただし手作りドッグフードには栄養を過不足なく補えるように作るのが難しいというデメリットもあります。
そのため実際に手作りドッグフードを犬に与える場合は、犬の栄養に詳しい専門家の指導を受けながら始めるのがおすすめです。

犬の体調・体質によっては手作り食が合うケースもあるため、幅広い選択肢を持ち、犬にとってより良いと思える食事を与えてあげるようにしましょう。

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