食べ残したドッグフードはどう保存するか

原則、犬が口をつけて食べ残したドッグフードは、捨てるようにするのがおすすめです。

犬の唾液はアルカリ性で、唾液がドッグフードに付着すると微生物が繁殖しやすくなるからです。

ただし犬が口をつけずにドッグフードを残してしまった場合、そのまま捨てるのはもったいないと感じることもあります。
捨てるか保存するか迷ったら以下を参考にしてみてください。

口を付けていないドッグフード、捨てる?保存する?

犬が口にせず残したフードをどうするかは、ドッグフードを入れたお皿の衛生状態によって変わります。

食べ終わった後も容器を洗わずそのまま継ぎ足しているような場合は要注意です。
容器の表面にぬるぬるとした、とりきれない膜状の物質が付着していたら、フードを口にしていなくても原則捨てるようにします。

犬の唾液は、バイオフィルムと呼ばれる膜状の物質をつくり、ドッグフードの容器を微生物が繁殖しやすい環境にしてしまうことがあるからです。

陶器やステンレスなどの傷つきにくい食器を使用していて、常に清潔な状態の容器にフードを入れている場合の食べ残しなら、以下のような方法で保存しておくこともできます。

チャック付きの袋に入れて、次に与えるときまで保存する

ドライタイプのドッグフードは常温保存ができるため、チャック付きの袋に入れて常温保管し、その日の内に使いきるか、次の食事のときまで保存するようにします。

一度袋から出したドッグフードは、外気中に浮遊するゴミや微生物が付着している可能性があるため、元の袋の中には戻さないようにしましょう。

また開封したドッグフードはドライであっても空気に触れると酸化・劣化しやすくなります。
ウェットフードはその日のうちに、ドライフードは約1カ月以内には与えて食べきらせるようにしましょう。

水分含有量が多いフードは冷蔵庫で保管する

水分含有量が多いセミモイストやソフトドライ、ウェットフードの残りはタッパーなどの密閉容器に入れてからさらに袋に入れ、二重にして冷蔵庫で保存します。

この場合も時間が経過するごとにフードが傷みやすくなるため、次の食事でなるべく食べきらせ、保存を長引かせないようにします。

またドライでもその他フードでも、ドッグフードを一度入れたお皿は残りかすが付着しているためしっかり洗い、乾燥させておきましょう。

食べ残しが多いなら、フードや体調の見直しをしてみよう

ドッグフードを毎回食べ残してしまう場合は、そのフードとの相性が悪く、香りや味、食感が犬の好みでなかったり、フードの栄養成分が犬と合っていなかったりする可能性があります。

また犬のストレス状態や気温、フードの慣れや目新しさ、体調が悪いときも犬の食いつきや食事量は変化します。

犬がフードを食べ残す場合、さまざまな原因が考えられるため体調をよく観察したり、専門家に相談したりして原因を突き止めるようにしましょう。

ドッグフードの食べ残しはもったいないですが、保存するより捨てる癖をつけるのがおすすめです。
開封したドッグフードにどのくらいゴミや微生物が付着したかは、私たち人間の目では見分けることができないからです。
「もったいない」よりはなるべく安全を優先し、衛生面で問題ない場合だけ保存するようにしましょう。

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