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1回にあげるドッグフードの量

1回にあげるドッグフードの量は、与えるフードの種類によって異なり、大まかには下記のようなちがいがあります。

ドライフード......
水分含有量が10%前後と少ないため、その分栄養やカロリーの密度が高く、フードを与える量は少なくなりがちです。

セミモイスト・ソフトドライ・ウェットフード......
水分含有量が多いフードではフードの密度が低いため、与える量も増える傾向があります。

1回にあげるドッグフードの大まかな量は水分含有量によって変わるため、ドッグフードを切り替える時に、誤った量を与えないようにしましょう。

その他、ドッグフードの1回量はフードの成分や犬の状態によっても変わることがあります。

食物繊維の量とドッグフードの量について

食物繊維は体内で吸収されない代わりにフードの腹持ちを良くしてくれたり、便のかさを増し腸の掃除を行ったり、消化した栄養をゆっくり吸収するの役立つ栄養素です。

食物繊維は栄養として吸収されないため、繊維が多いほどフードの栄養密度は低くなり1回に与える量が多くなる傾向があります。

食物繊維が多い食事が合わない犬もいるため、パッケージに記載されている「1日に与える量」が多いフードを与えるときは、その理由が水分か、食物繊維か、内容を確認してから与えるようにしてみてください。

ライフステージによって与える量は変わる

1回に与えるフードの量は犬のライフステージによっても異なります。

一般的には体がぐんぐん成長する、成長期では食事量を多くする必要があります。
成犬の維持期に入ると肥満を防ぐために食事の量が減ります。

また高齢犬になると、血糖値改善や肥満予防のために食事量を減らす必要がある場合もあれば、消化管の衰えによって栄養をスムーズに吸収できなくなることから、食事量を増やさなければならないことがあります。

ドッグフードのパッケージには、フードメーカーが推奨する1日の給餌量が記載されています。
この量はあくまで目安であり、実際は犬の体調やライフステージによっては柔軟に量を変えなければならないため注意しましょう。

カロリーによっても与える量は変わる

ドッグフードはすべて同じように見えがちですが、使われている食材や密度によってカロリーは大幅に変わってきます。
高カロリーなフードは肥満に陥る可能性があるため、あまりたくさん与えることはできませんが、低カロリーなフードなら量を多めに与えることができます。

ドッグフードを切り替えたのに、いつもと同量与えている場合、大幅なカロリーオーバーあるいはカロリー不足に陥る可能性があります。
ドッグフード切り替えた時はパッケージをしっかり確認し、適切な量を与えるようにしましょう。

また1回に与えるドッグフードの量は、その他、一気食いや早食い予防のしつけを行う時や、食事療法が必要なときにも変わることがあります。

ドッグフードの1日量あるいは1回量は犬の体調やライフステージ、犬のしつけなど、さまざまな要因によって変わってくるため、状況に合わせて柔軟に変更していきましょう。

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