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体の大きさや犬種に合ったドッグフードを選ぶ

最近では体の大きさや、犬種ごとに異なる栄養要求量に配慮して、体の大きさ別あるいは犬種別に作られたフードが多くあります。

ドッグフードは見た目が均一で、どれを与えてもあまり変わりないように見えがちですが、どのような栄養素が含まれているかはフードごとに異なります。
ぜひ愛犬の体調や体質をよく把握して、それに合ったフードを選んであげるようにしてみてください。

体の大きさに合ったドッグフードを選ぶ

一般的なドッグフードでは、体重別に与えるフードの量や回数が表示されており、それぞれの体の大きさに合う栄養やエネルギーがとれるようになっています。

ただし厳密には小型犬・中型犬・大型犬それぞれに合ったフードは異なり、たとえば小型犬(特に子犬)では低血糖症に陥りやすかったり、中型犬でも犬種によって太りやすい犬とそうでない犬がいたり、大型犬では食事からえるカロリーやミネラルに注意を払う必要があったりします。

また体の大きさは、そのまま口や歯の大きさにも関わってくるため、体の大きさによって食べやすいドッグフードの粒の大きさも変わります。

総合栄養食はどんな犬にも合うよう作られているフードですが、厳密には体の大きさによって合うフードとそうでないフードがあるため、犬の特徴にあったフードを選ぶのがおすすめです。

犬種に合ったドッグフードを選ぶ

犬種と食事の嗜好性、また犬種ごとの体調や体質についても、さまざまです。
ざっと挙げただけでも犬種別に、以下のような特徴や食事の嗜好性があるといわれています。

・ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバーは、肥満傾向がある犬が多い
・大型犬はカロリーの過剰摂取・ネラルの異常摂取と、股関節形成不全との関連性が疑われている
・柴犬などの日本犬は、一度決めた食事をなかなか変えたがらず、畜肉よりも魚由来のタンパク質が合うことがある
・運動量を多く必要とするコーギーは、小型犬の中でも肥満傾向があらわれやすい
・コーギーやダックスフンドは食欲旺盛で、食べるスピードが速い
・長距離レース用の犬は、エネルギー要求量が高い
・警察犬や番犬などの使役犬は、ストレスや気候の変動によってエネルギー要求量が減少しやすく、食欲減少や体重減少に陥りやすい

上記のように犬種と、犬種に合う食事についてはさまざまな傾向があるといわれ、上記だけに限らず犬種ごとにかかりやすい疾患や食事の特徴などはさまざまです。

これらの特徴が必ずしも自分の愛犬にそのまま当てはまる訳ではありませんが、自分の愛犬に何らかの体調不良があらわれたとき、上記のような犬種ごとの特徴をおぼえておくと参考になります。

現在与えているフードと愛犬の相性とがあまり良くないと感じる場合は、体のどこに不調があらわれやすいのかを知ると同時に、犬種ごとの特徴についても調べてみましょう。
犬種ごとの特徴がよく出ている場合は、その特徴に合わせて設計された犬種別フードを試してみることをおすすめします。

犬は1kg程度の超小型犬から100kg程度の超大型犬までと、同じ犬でも幅広い種類と体の大きさがあり、それぞれの体格や犬種に適した食事はさまざまです。

そのため他の多くの犬には高い評価をえているドッグフードでも、なぜか自分の犬には合わない、ということがよくあります。
そのため評価を参考にして選ぶより、愛犬とフードとの相性をじっくりと観察し、その結果から判断してフードを選ぶことが重要です。

上記体格や犬種以外にも、多頭飼育かどうかや散歩時間の長さ、遊ぶ時間の多さなどによっても必要な栄養やエネルギー量は変わってきます。
ぜひ愛犬の特徴や飼育環境などをよく把握して、それに合うフードを選んであげるようにしてみてください。

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